庭と子育てと私

庭をいじりながら子育てをする、アラフォー男の日記

育休回顧録②【ぎっくり腰】

魔女の一撃

その余りの痛さから、ヨーロッパではぎっくり腰のことをそう呼ぶらしい。

順調だった育休15日目、長男を抱きかかえ、右に腰を切った瞬間に「ビキッ」という音が聞こえた。

初めての経験で、直後は激しい痛みも、なかったが、直感的に「遂に来たか」と、覚悟した。

時間とともにじわじわと痛みが押し寄せる。

昼食を食べ終わる頃には歩けなくなっていた。


これが全ての始まりだった。

ぎっくり腰をどう治すかは、このブログの趣旨ではないので省略するが、簡単にいうと「腰の捻挫」なので、冷やして炎症を抑え、痛みが引くのを待つのが基本となる。


まず3日間は完全に身動きが取れなかった。

何をやっても痛い。呼吸すらも痛い。

立つ、座るの動作に最低30秒はかかる。



4日目からは徐々に痛みが和らいできたが、普通に歩けるようになるのに十日かかった。

その間、座ってできること以外は妻に任せるしかなくなった。

妻は二児の育児と家事に加えて、アラフォーのおっさんの介護までしなければならなくなった。


一体何のための育休なのだろうか。


順調だった育休は、早くも暗礁に乗り上げてしまった。


そしてこの物理的に動けない時期が、「スマホ依存」という負の連鎖を生んでしまうことに…。