庭と子育てと私

庭をいじりながら子育てをする、アラフォー男の日記

育休回顧録④【リスタート】

(前回までのあらすじ)

ぎっくり腰からスマホ依存になり、理想とはかけ離れた育休生活となり、一か月が過ぎようとしていた。

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理想とはかけ離れているとはいえ、ぎっくり腰が良くなってから、それなりのことはやっていた。

 

(家事)

・食器洗い

・風呂掃除

・ごみまとめ、ごみ捨て

・時々食事作り

・掃除

・洗濯

(長男の育児)

・幼稚園の送り迎え

・お風呂

・一週間に一回、一緒にツタヤにウルトラマンを借りに行く。

・朝の着替え

・フォローアップミルクを飲ませる。

・幼稚園が休みの日はなるべく早く外に遊びに連れて行き、しっかり昼寝をさせ、生活リズムを整える。

・寝かしつけ(夫婦交代制)

 

(長女の育児)

・ミルク作って飲ませる。(げっぷも出させる。)

・ベビーカーで散歩

・お風呂

・おむつ替え

・寝かしつけ

 

ざっと思いつくものを書き出しただけで、細かいものは無数にあるのは承知の上。

 

そしてもちろん、一人で全てやっているわけではなく、妻と(気持ちの上では)協力して、行っている。

 

自分の理想は、最低でも、5:5。できれば自分が6か7やりたいと思っていた。

 

しかしぎっくり腰とスマホ依存を患った結果、よく見積もって3:7ぐらいになってしまった。

 

余談だが、妻はとにかく家事ができる。手早く、しかも効率的だ。結婚してそのやり方を真似しているだけで、自分の家事スキルがどんどん上達していくのを体感している。

 

育児に関しても勉強熱心だ。3歳長男のために、必要そうな育児書を読み漁り、さらに実践している。長男が本好きなり、2歳の時点で、既に100ページ超の読み聞かせをぶっ通しで楽しめたのは、まちがいなくその成果だろう。

 

穏やかで、めったなことでは声を荒げない。遊びにも根気強く付き合う。理想的な母親像だ。

 

そして働いている。(もちろん今は育休中だが。)職業は伏せるが、それなりの収入がある。

 

あれ、完璧じゃない?

 

 

それに引き換え、今の自分は…。

 

わざわざ仕事を休み、育児に専念した結果がこれかと本当に残念になる。

 

 

そんな自分がリスタート切るきっかけを作ってくれたのは、やはり妻だった。

 

ある朝、「提案なんだけど、ひげは毎日剃ったら?」と声をかけられた。

 

改めて鏡を見てみた。

 

4,5日は伸ばしっぱなしのひげ面。メガネの奥の瞳はよどみ、まぶたは寝不足でたるんでいる。さらにスマホ依存のせいで、いつにもまして姿勢が悪い。

 

「人は第一印象が8割」と聞いたことがあるが、自分を客観的に見てみると、「こんな見た目のやつ、何をやっても中途半端になるに決まってる。」といった感じの風貌だった。

 

試しにひげをそり、コンタクトを入れた。

 

これだけでだいぶ見た目がスッキリした。

 

そしてもやっとしていた気持ちがはれていくのが分かった。

 

ここでようやく気が付いた。

 

自分は「育児頑張ります!」と言っておきながら、無意識のうちに休日と同じ過ごし方を続けてしまったのだ。

 

その気持ちのたるみが、外見にもしっかりと現れていたのだ。

 

内面を変えるには時間がかかる。ならばまずは外見を整えよう。

 

以降、約一週間。朝、必ずひげを剃るようにした。

 

自分でも分かるぐらい、動きが変わった。

 

見える、見えるぞ!私にもやるべきことが!

 

3:7だった家事、育児割合も、幾分盛り返してきた。

 

できる、今の自分なら、理想としていた育休を実現できる。

 

オレの育休は、まだ始まったばかりだ!

 

 

 

…少年漫画の打ち切り回のようになってしまったが、終わりません。

 

ここからは少しづつポジティブな内容で男性育休について綴っていこうと思います。

 

取り合えず、男性育休を検討している方は、(育児で生活リズムが乱れやすいのは重々承知の上で)モーニングルーティーンは変えずに、毎日身だしなみを整えることをおすすめします。