庭と子育てと私

庭をいじりながら子育てをする、アラフォー男の日記

「育児に正解はない」が、その子にとっての正解はどこかにあるかもしれない

こんにちは。2児のパパで、アラフォー育休取得者の「たろはな」です。

 

よく「育児に正解はない」と言われますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

 

 

 

少し前から、巷では、子供をのより良い成長を促す様々な育児法を耳にするようになりました。

 

有名な方では、カリスマ保育士の「てぃ先生」。

 

YouTubeでいくつも動画を拝見しましたが、やはり素晴らしい理論の持ち主です。

 

全てが勉強になることばかり。

 

てぃ先生の動画を参考に、最近取り入れているのが、以下の動画の中の「約束に子供を巻き込む」です。

www.youtube.com

 

動画の内容をかいつまんでお話しますと、「大人が子供とする『約束』とは、実は子供にとっては、約束の姿をした『命令』である。だから約束には子供を巻き込もう」とのこと。

 

考えてみると、確かに大人が言う「あと○分で片付ける約束」は、子供にとっては「あと○分で片付けなさい」とほぼ同義です。「約束」という名を借りた一方的な「命令」なため、子供は渋々従うか抵抗することになる…。

 

解決策の一つとして、てぃ先生が紹介してい方法が、約束に子供を巻き込むとは、例えば、「○分で、やめる」などの時間のスタートボタンを、子どもに押させるというものでした。

 

なるほど。試してみる価値はありそうです。

 

そこで我が家では、この動画を参考に「60秒お片付けドミノ」という取り組みを始めました。

 

使用するのは、三歳長男の使用頻度が高い「ひらがな積み木」です。

 

やることはシンプル。お片付けの時間になったら、60秒一本勝負で、父子でドミノをつくります。泣いても笑っても60秒間。時間になったらドミノを倒す。ドミノが倒れたら、片付けを始める。

 

片付けというか、積み木遊びの延長ですね。片付けのスタートを、遊びで初めてみよう、という試みです。

 

そのストップウォッチのスタートを、長男に押させることにしてみました。

 

試してみたところ、確かに自分でスタートボタンを押した分、納得感があるようでした。しかも最後にパパとドミノが作れるので、楽しく遊びが終われるようです。

 

そして、そこからはお片付けタイム。遊びと片付けの切り替えが目に見えてスムーズになりなりました。

 

さすがカリスマ保育士の育児法、効果抜群でした。

 

インターネットの普及により、このような素晴らしい育児理論に手軽にアクセスすることができるようになり、子供の性質にフィットすれば絶大な効果を発揮します。

 

もちろんこれれは大人にも子供にも気力、体力に余裕があって初めて成立するものです。ガソリン切れの子供に日本語は通じません。(以下イメージ図)

 

また、どんな優れた育児法も、お子さんの性格に合わなければ、効果は発揮されません。

 

そういう意味では、やはり育児には、決まった型の正解はないと思います。

 

強いて言うなら、「お子さんのタイプに応じて試行錯誤していくこと」が、正解を見つけるための方法、というところでしょうか。

 

 

 

そんな我が家の長男ですが、今日は自分からトイレに行き、ちょっとこぼしてしまったので、「パパ、こぼしちゃったー」と自己申告してきました。

 

一月前は、トイレに行くことをめんどくさがり、こぼしても「われ関せず」だったことを考えると、目覚ましい成長です。

 

でもこれについては特別な育児法は施していません。

 

できるようになるまで、丁寧に教える。できたら褒める。これの繰り返しです。

 

「粘り強く指導すること」が、彼のトイトレにとっての正解だったということでしょう。

 

気がつくと成長していた長男の立ち姿(@トイレ)に感動し、「自分も親としてもっと勉強しなくては」と、しみじみと感じた、夏の終わり。

 

その夜、寝室で「今日はトイレ上手にできたね」と、満面の笑みで褒めた直後「今日はママと寝たい」と言われました。

 

 

子育って難しいなー。(遠い目)

 

 

 

 

(参考動画)

「約束ね」と言ったことを守らない子どもが【最短3日】で変わる方法 - YouTube