我が家にとっては衝撃のニュースです。
帰ってきたウルトラマンで主人公、郷秀樹を演じた俳優の団時朗さんが、肺がんのために亡くなったそうです。
(「帰ってきてウルトラマン」より、団時朗さん ©円谷プロダクション)
つるの剛士さんら、歴代のウルトラマン主演の俳優さんからも追悼のコメントが次々と出されています。
うちの長男は今でこそ、ウルトラマンデッカーやウルトラマンゼロなど、ニュージェネレーションズを中心に見ていますが、最初に見たウルトラマンは、なにを隠そう、「帰ってきたウルトラマン」でした。
©円谷プロダクション
私にとっても、初めて息子と一緒に見たウルトラマンとして、とても印象に残っています。
その時に見たのは、第五話「二大怪獣 東京を襲撃」でした。
ツインテールとグドラに追い詰められるウルトラマン。
長男にとってそれは衝撃だったようで、作品の中でツインテールが出現した「新宿」という地名を聞くと、「ツインテール出てくる?」と聞いてくるほどでした。
団さん演じる郷秀樹は、その後のウルトラシリーズでも度々活躍しておられました。
ウルトラマンタロウのテンペラ―星人の回。
ウルトラマンメビウスのデスレムの回
映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」
回を重ねるほどに渋さが増していきましたが、どの作品でも、郷秀樹は郷秀樹のままで、私たちにとって永遠のウルトラマンでした。
「帰ってきたウルトラマン」シリーズは全話見ていなかったので、ウルトラマンメビウスの「ウルトラ5つの誓い」が、「帰ってきたウルトラマン」の最終回でのセリフというのは、最近知りました。
後世の作品にも強い影響を与える作品だったことを、改めて知りました。
「俳優さんが亡くなる」という概念は、4歳の長男にはまだ難しいと思いまので、あえて伝えません。
長男のなかで「郷秀樹」は永遠に生き続けます。
時を超え、子どもたちに夢と希望を与え続けてくれた団時朗さん。
遠くウルトラの星から、これからも子どもたちを見守っていてください。
謹んでご冥福をお祈りしいたします。