こんにちは。アラフォーで二児のパパ「たろはな」です。
今シーズン我が家の庭は、様々な品種のラズベリーで埋め尽くされております。
詳しくは以下の記事から。
実はそのラズベリーの鉢の中に紛れて、一種類だけブラックベリーが混ざっています。
ホームセンターで状態が良さそうなため、衝動買いしてしまいました。
(購入時、既に花が複数ついていました。)
(一ヶ月で枝が伸びまくりました。)
さらに2週間、実が順調に黒くなってきました。
そして6月中旬、満を持して収穫!
「ラズベリーと比べ甘い」と評判のブラックベリー。期待に胸を膨らませ、口に入れます。しかし…。
すっぱ!
というか…まずっ!
ただすっぱい訳ではないです。舌が痺れるような、苦味の混じった酸っぱさです。
余りのイメージとの違いに、庭の隅に吐き出してしまいました。
その後、「神の舌」をもつ我が家のエキセントリック長男「たろ」も、
「うーん、おいしくないねー」と、レビューされていました。
うーん、残念です。
つるがいい感じに伸びているので、来シーズンはトレリスかフェンスにかけて収量アップを考えていたのですが、この味では一気にリストラ候補です。
しかし今日、そのブラックベリーからの逆襲を受けました。(良い意味で)
食べるのを諦めて放置していた実を、もう一度長男と一緒に食べたところ、先週とは打って変わって素晴らしい味だったのです。
甘い、ジューシー、ほのかな酸味。
これはうまい!
長男も「全然すっぱくないねー。」と、満足げです。
この違いは何か。
間違いなく「収穫の時期」です。
最初に食べた実は、黒くなった途端に食べてしまったので、まだ完熟しておらず、すっぱ苦い感じだったのでしょう。
その後食べる気を失い、枝についたまま放置していたお陰で、完熟し、本来の甘みを手に入れたということです。
何事も、「急いては事を仕損じる」ということですね。
では、黒くなった実が、食べごろかそうでないかを、どうやって見分ければ良いのでしゃうか?
その秘訣は、「実の硬さ」です。
完熟していない実は、赤い実と同じく、押しても潰れそうもないぐらい、硬いです。
反対に完熟している実は、押すとすぐに潰れて、汁が出ます。その「押したら潰れそう」という感触を覚えれば、触っただけで、食べごろかどうか判断できます。
私は今シーズンの経験から、ラズベリー、ブラックベリーは、「微妙な場合は明日に回す」をモットーにしています。
「待ちに待った果実の味が思ってたんと違う」という方は、騙されたと思って、2,3日枝につけておいてください。
間違いなく、満足度が上がると思います。