こんにちは。2児のパパで、アラフォー育休取得者の「たろはな」です。
子育て経験者なら一度は目にしたことがあるであろう、名作絵本「ねないこだれだ」。
今日はその破壊力について、3歳児と3か月児のリアルな反応をお伝えします。
夕食が終わり、歯磨き前のことでした。
生後3か月の長女を抱える妻に、後ろから三歳長男がふざけてのしかかるという現場に出くわしてしまいました。
彼の表情から察するに、完全に悪意のある行為だったため、「ちと懲らしめてやろう」と、本棚から「ねないこだれだ」を引っ張り出し、読み始めました。
絵本の内容は多くの方がご存知かと思いますが、簡単に。
お化けが語り口調で「ねないこだれだ」を繰り返し、最後には寝なかった子をお化けにして、お化けの世界に連れて行くところで終わります。
子供向け絵本にあるまじき、バッドオープンエンドです。
その破壊力から、長男は未だに「9時になるとお化けが来る」と信じています。
そのトラウマ絵本を、稲川淳二が降臨したかのように、超気合い入れて読みました。
主役のお化けが出てくる終盤、ページを開けた瞬間、絵本を長男にガッと近寄せて
だれだー!!。
と脅かしました。
長男は「うふおふぁー!」みたいな悲鳴をあげ、妻の後ろに隠れました。
と同時に、妻の腕の中にいた長女がかっと目を見開き、絵本のお化けをじっと見て、2秒後に号泣し始めました。
可愛そうな長女。
悪魔の3歳児を兄にもったために、生後3ヶ月にして「ねないこだれだ」の洗礼を受けることに。
というか、3か月の子って、お化けを認知して泣けるのでしょうか?私の脅かし方にビックリしただけともとれますが…。
兎にも角にも、この絵本を介して長女が号泣するに至ったことは事実です。3か月の子を号泣させるとは、流石は名作。
そして30分後の夜九時。今晩は私が長女と寝る番です。
「ねないこだれだ」のファーストインパクトがトラウマとなり、夜泣きされても文句は言えません。
隣の主寝室からは、テンション高めに響き渡る長男の叫び声と、半ば諦め気味に繰り返される妻の「寝なさい」の声が交互に聞こえてきます。
懲りない男だ。
一度お化けの世界に連れて行かれてしまえ。
\ いくわよ!/