こんばんは。土曜の朝方から「カブトムシとりに行きたい」というハードリクエストを受けたアラフォーで二児のパパ「たろはな」です。
カブトムシ
クワガタ
そう、それは男のロマン。
虫大好き少年だった自分にも、その思いは分かります。
しかし夜は早く寝たいアラフォーにとって、深夜にしか実現しない「カブトムシとりに行きたい」リクエストは中々にヘビーなのです。
そして、ロマン（憧れ）とは、簡単には叶わないからロマンなのだということも、アラフォーの私は知ってしまっています。
というか、いるはずないんです。
探索地は、広さはまあまあある自然公園ですが、そこそこ市街地のこの街に、カブトムシやクワガタかいるはずないんです。
例えるならば、雨の日にできたちょっと深い水たまりに、釣り糸を垂らすようなものです。
そう思ってしまった時点でなかなか気持ちは上がりませんが、４歳男子はすでに採れるものと信じ切って、虫かごやらエサ置きを準備しています。
仕方ない…。まあ、夜の探検はそれだけで楽しめるでしょう。
「いなかったけど、楽しかったねー」
そんな一夏の思い出になれば良し。
そう思って出かけたのですが…
探してみると樹液の出てるコナラの木が結構ある。
その昔、虫取り少年だった頃の感覚が蘇ってきます。
これは思いの外、期待できそうです。
そして探索から４０分程過ぎた頃…
細いコナラの樹液が出ているあたりが、黒く光りました！
とっさに網をかぶせ、中に入ったことを確認し、素早く地面に下ろします。
…
……
………
いたー！
（画像は捕獲後、自宅にて）
ちょっと小ぶりですが、見事なノコギリクワガタ！
嬉しさの余り、年を忘れて長男とはしゃぎ回りました。
家に帰って男二人画興奮気味にその冒険譚を語りましたが、妻の反応がいまいちでした。
それはさておき…
いやー驚いたきました。
まさかこんな市街地の公園にクワガタがいるとは…。
何事もやって見なければ分かりません。
挑戦なくして成功なし。
諦めなければ夢は叶うことを、４歳長男から教わった初夏の夜でした。
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